はじめの判断——扉の温度を“手の甲”で
- 玄関扉の上部と取っ手を手の甲で確認。熱い/隙間から勢いよく煙・熱風→開けない。
- その場で目張り(濡れタオル・テープ)→ベランダ側の部屋へ移動→119通報(棟・階・号室・人数・状態)。
- ライトや白い布で居場所を合図。共用ベランダ型は隔て板・避難はしごの位置を普段から確認。
進むと決めたら——低姿勢・壁沿い・扉は閉める
- 扉が安全そうなら低姿勢(膝歩き)で廊下へ。口鼻は布で覆う(濡らすと楽でも過信しない)。
- 壁に片手を添えて進み、避難階段へ直行。エレベーターは絶対に使わない。
- 開けた扉は必ず閉める(煙拡散の抑制)。階段は手すり側を一列で、走らない・押さない。防火扉の開放固定はNG。
迷ったら戻る——“逆戻り基準”
次のいずれか1つでも当てはまれば先へ進まず、来た道を戻る/別階段へ。
- 視界5m未満(避難標識が読めない)
- 膝上まで煙が満ちる
- 強い咳・目の痛み・息苦しさ
戻れない時は居室やベランダで退避し、戸口の目張り→通報→救助待機に切替。
家族避難の型——最後尾がリーダー
- 最後尾=声かけ役で位置と人数を確認しながら移動。
- 部屋→廊下→階段→屋外の順で扉を閉めつつ進行。
- 夜間はスマホライトを足元に向け段差を照らす。避難後は再入室しない。
3要点
- 扉の温度確認:熱い/濃煙なら開けない。目張り→ベランダ側退避→119。
- 低姿勢・濡れタオル:壁沿いに低く前進、開けた扉は閉める。
- 階段のみ・逆戻り基準:エレベーター禁止。視界不良・煙高・刺激強→戻る/別階段。



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