最初の30秒——「安全・落ち着き・つながり」を戻す
- 安全:騒音・人混み・寒暑・強い光を避け、座れる静かな場所へ。
- 落ち着き:自分から名乗り、関わってよいか許可を得る。短く低い声で「ここにいます」「ゆっくりで大丈夫」。
- つながり:連絡・水分・休息など具体的な選択肢を2〜3個だけ提示し、相手に選んでもらう。コントロール感が回復する。
“禁句”と“OKワード”——評価より承認
- 禁句例:「大丈夫でしょ?」「泣かないで」「みんな頑張ってる」「早く忘れよう」
- OK例:「ここにいるよ」「今いちばんつらいのはどこ?」「泣いてもいい」「話したくなったらでいいよ」
ポイント:事実と感情の承認(見たまま・感じたままを否定しない)。
次の一歩は“いっしょに”——小さく具体的に
- 「①座って深呼吸する/②家族(友だち)に一言連絡する/③温かい飲み物を探す——どれからにする?」
- 実務支援(ブランケット・水・充電・送迎)を先に。言葉より効く安心がある。
橋渡しのサイン——専門支援へ繋ぐ基準
- 目安:数日たっても眠れない・食べられない、強い罪悪感、フラッシュバック、リスカ衝動、希死念慮。
- 行動:「一緒に保健室(スクールカウンセラー/保健師)に行こう」「電話いっしょにかけよう」。代わりに手配する/付き添うまで提案。
支援者のセルフケア——抱えすぎない
- 自分も深呼吸・水分・休息。感情が重く残るときは自分も誰かに話す。PFAは治療ではなく“最初の手当”。完璧を求めない。
3要点(まとめ)
- 安全・落ち着き・つながりを30秒で整える
- 禁句を避け、承認の言葉で寄り添う
- サインを見たら“一緒に”専門へ橋渡し
NG→OK置き換え早見表
- 「大丈夫でしょ?」→「ここにいるよ。今いちばんつらいのはどこ?」
- 「泣かないで」→「泣いてもいい。落ち着くまで一緒にいる」
- 「早く忘れよう」→「無理に話さなくていい。話したくなったら教えて」



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