忙しくても“いまから30分”でできる、被害を減らす最短コース。家の中とベランダを安全化し、停電しても暮らしが続く準備を整えます。
全体像(30分の配分)
- T-30〜T-20|窓・雨戸・シャッター
- T-20〜T-10|ベランダ・屋外まわり
- T-10〜T-0|停電対策(室内)
※強風・豪雨の最中は屋外に出ない。危険を感じたら中断→屋内退避が原則。
窓・雨戸・シャッター(10分)
目的:飛来物・風圧によるガラス破損を最小化し、破片の飛散を防ぐ。
やること
- 雨戸/シャッターを最後まで閉めて施錠(半閉め放置はNG)
- 施錠できない窓はクレセント錠を確実に。補助錠があれば併用
- 厚手のカーテンを閉める(万一割れても破片拡散を軽減)
- フィルム未施工なら、内側から段ボールや養生ボードで簡易保護(窓枠に養生テープで“面”留め/※ガラスへの「×貼り」だけは効果が低く、剥がし跡のトラブルも)
- 窓際の背の高い家具・額・観葉植物は一時退避 or 位置を下げる
NG例
- 半閉めシャッターで固定
- ガラスに**×印テープのみ**で安心する
- 窓際に割れ物/背の高い家具を残す
ベランダ・屋外まわり(10分)
目的:ベランダ“プール化”と飛来物化を防ぎ、浸水・破損を抑える。
やること
- 排水口のゴミ(枯れ葉・土・髪)をサッと除去
- 物干し竿・ハンガー・折りたたみ椅子など飛びそうな物は室内へ
- 植木鉢・プランターは床に下ろし内側へ(高い位置・手すり掛けはNG)
- ベランダ収納は施錠、カバーは外すか結束(バタつき防止)
- ガラス戸前の置き物を撤去(割れ防止)
- 屋外コンセントの防水カバー確認、延長コードは室内へ
注意
- ベランダに水を張って重しにする方法は、排水不良や浸水リスクがあり推奨しません。
- 強風域入り・豪雨中は屋外作業をやめること。
停電対策(室内)(10分)
目的:停電・断水しても72時間しのげる“最低限の灯り・通信・水”を確保。
電源・灯り
- スマホ・モバイルバッテリーを満充電(可能ならPCも)
- 懐中電灯・ヘッドライトの位置を家族共有(玄関/寝室/リビング)
- 予備電池を1か所に集約
- ルーターやテレビは雷サージ対策(タップのスイッチOFF/可能なら抜く)
水・トイレ
- 浴槽に清水を貯める(生活用水)。小さな子がいる家庭は施錠・注意喚起
- ペットボトル水の本数確認。足りない場合はやかん/鍋に汲み置き
- 非常用トイレ(凝固剤)を見える場所へ
食・冷蔵庫
- 冷凍庫に製氷皿/保冷剤を追加 → 保冷時間を延ばす
- 「氷カップ+硬貨」で解凍確認の目印(溶けて硬貨が沈んでいたら中身の再冷凍は避ける)
- 調理不要の即食(缶詰/パン/ゼリー/ナッツ)を手前に
情報・連絡
- スマホの緊急速報/防災アプリの通知ON、音量確保
- モバイルラジオの場所共有
- 家族LINEに「在宅/避難/停電時の連絡テンプレ」を固定メッセージ化
- 在宅:「〇〇は在宅。停電の可能性あり。〇時に再連絡。」
- 避難:「△△へ避難。到着予定〇時。連絡先は□□。」
- 支援:「飲料水×本、懐中電灯×個が不足。可能なら持参を。」
最終5チェック(30秒)
- シャッター・施錠・カーテン
- ベランダ排水口・飛散物ゼロ
- ライトと電池の位置共有
- 水・非常用トイレの準備
- 家族の連絡テンプレ共有



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