「年末はなぜかヒヤッとする場面が増える…」それ、気のせいじゃありません。年末は“事故が起きやすい条件”がいくつも重なり、交通事故だけでなく、転倒・火災・家庭内のケガまで増えやすくなります。
この記事では、年末に事故が多くなる主な理由と、今日からできる対策をまとめます。
まず結論:年末は“事故の材料”が重なっている
年末はざっくり言うと、
- 人・車の移動が増える
- 時間に追われて焦りやすい
- 疲労や睡眠不足が溜まりやすい
- 飲酒の機会が増える
- 寒さ・暗さ・路面状況が悪化する
- 普段と違う行動(大掃除・買い出し・帰省)をする
- 街も家も「混む・散らかる」
この“いつもと違う”が連発するのが年末です。
年末に事故が増える理由 7つ
1) 交通量・人流が一気に増える
帰省、旅行、買い出し、年末の挨拶回りなどで、道路も駅もお店も混雑します。
混雑すると、見落とし・割り込み・急停止が増えて事故につながりやすいです。
2) 「急いでる」が判断を雑にする
年末は締切だらけ。「早く終わらせたい」「時間がない」が増えると、
- 無理な右折・追い越し
- 信号ギリギリ
- 斜め横断
- 走って階段を下りる
みたいな“いつもならしない行動”が出やすくなります。
3) 疲労と睡眠不足で集中力が落ちる
仕事・学校・大掃除・イベントで体力を使う時期。疲れが溜まると、
- 注意力が続かない
- 反応が遅れる
- イライラして判断が荒くなる
といった状態になり、事故リスクが上がります。
4) 飲酒の機会が増える(運転だけじゃない)
飲酒は運転事故だけでなく、転倒・階段落ち・入浴中の事故などにも関係します。
「ちょっとだけ」「近いから」は危険。代行・タクシー・公共交通を最初から選ぶのが安全です。
5) 冬特有の環境(暗い・寒い・滑る)
冬は日が短く、夕方でも視界が悪くなります。さらに、
- 凍結・積雪・濡れた路面
- 手袋で操作が雑になる
- 厚着で動きにくい
などの条件が重なり、転倒や車のスリップが起きやすくなります。
6) “慣れてない場所・慣れてない車”が増える
帰省先の道、旅行先のレンタカー、初めての駐車場。
慣れていないと、標識・歩行者・一方通行などの見落としが起きやすいです。
7) 家の中も事故が増えやすい(大掃除・暖房・料理)
年末は家庭内事故の条件もそろいます。
- 大掃除:脚立・椅子での転落、ガラスで切る、無理な姿勢で腰を痛める
- 暖房:ストーブ周りの可燃物、電気コードの劣化、換気不足
- 料理:揚げ物・火の消し忘れ、子どものやけど、油跳ね
- 片付け途中:床に物が増え、つまずきやすい
「家の中だから安全」と思いがちですが、年末はむしろ要注意です。
事故を減らす:今日からできる対策
交通事故(車・自転車・歩行者)
- 出発時間に“10分の余裕”を足す(焦りを消すのが最強)
- 夕方以降は早め点灯・反射材(歩行者側もライト/反射)
- 「急」のつく操作をしない(急発進・急ブレーキ・急ハンドル)
- いつもより車間距離を+1台分
- 慣れない道はナビ任せにしすぎず標識を確認
- 飲んだら運転しない/運転するなら最初から飲まない
家の中の事故(転倒・ケガ・火災)
- 床に“置きっぱなし”を作らない(コード・段ボール・掃除道具)
- 脚立は「天板に乗らない」「誰かが支える」
- ストーブ半径1mは何も置かない(洗濯物・紙袋・カーテン)
- コンロ周りは調理中に離れない(揚げ物中は特に)
- 換気を意識する(暖房中でも短時間換気を挟む)
- 入浴は“疲れてる・飲んだ”なら避ける/短めにする
“年末のあるある”別:気をつけポイント
- 買い出しの駐車場:歩行者が死角から出やすい → 最徐行、左右確認を大げさに
- 駅の階段・エスカレーター:荷物で視界が塞がる → 片手は手すり、スマホ見ない
- 大掃除で高い所:急がず「分割」してやる → 1日で終わらせない
- 夜の外出:黒い服は見えにくい → 反射材・ライト・明るい色を足す
もし事故が起きたら(超重要)
- 命に関わる/ケガが重い/火災:すぐ 119
- 交通事故・事件性:110
- 可能なら安全な場所に移動して、周囲の二次事故を防ぐ
- 応急手当は無理せず、まず助けを呼ぶ(大声・周囲に依頼)
まとめ:年末は「余裕づくり」が最大の予防
年末に事故が多いのは、運が悪いからではなく、事故が起きやすい条件が重なる季節だからです。
対策の核心はシンプルで、
- 時間の余裕
- 体力の余裕(休む)
- 行動の余裕(急がない・無理しない)
この3つを意識するだけで、事故の確率はグッと下がります。
ソナエル。では、季節ごとの「起きやすい事故」と「備え」をわかりやすく発信していきます。年末を安全に乗り切って、気持ちよく新年を迎えましょう。


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