着る順番
- **肌(ベース)→保温(ミドル)→断熱・遮風(アウター)**の順に重ねる。
- 首・手・足・頭の“末端”を最優先で温める。
- 汗・結露・雪ぬれは即オフ。濡れは冷えの最短ルート。
層のつくり方
肌=ベースレイヤー(汗を離す係)
- 綿はNG(濡れると冷える)。
- ポリエステルやウールの速乾/吸湿拡散素材。
- フィットは“肌に軽く触れる”程度。長袖+長ズボンを基本。
保温=ミドルレイヤー(空気を抱える係)
- フリース/ウール/中綿(化繊)など。
- 体幹を厚めに、腕は動く余裕を残す。
- 座り作業が多いときは腰と背中を一枚足す。
断熱・遮風=アウター(熱の逃げ道を塞ぐ係)
- 風を止める薄手シェル or 中綿アウター。
- すそ・袖・首のすき間を最小化。
- 屋内なら“軽いシェル+室内ダウン”が動きやすい。
目安:薄手を“空気の層”ごと重ねる。重すぎる一枚より、軽い二枚が暖かい。
末端の科学:温める“要所”
- 首:ネックゲイター/タオル。太い血管を温めると全身効率UP。
- 手:指切り手袋+上にミトン型、室内作業は手首ウォーマーも効く。
- 足:厚手ソックス +床断熱(段ボール・ヨガマット・新聞)。
- 頭:ビーニー/イヤーウォーマー。就寝時も薄手を。
濡れ対策(最優先の運用)
- 汗ばむ前に脱ぐ・冷える前に着る(10分単位で微調整)。
- 靴・靴下が濡れたら速攻で交換。新聞紙で水を吸わせる。
- 洗顔・手洗い後はしっかり拭く。皮膚の水分は熱を奪う。
停電の室内テク(家にあるもので)
- 一部屋に集約してドア・カーテンを閉じる(暖気の“逃げ道”を減らす)。
- 窓=最大の冷却面:毛布・銀マット・段ボールで覆う。
- 床から冷える:ラグ+段ボール+布で“多層床”。
- 湯たんぽ(ペットボトルは耐熱注意):タオル2枚で巻き、足首〜腹を温める。
- 湿度40%前後を意識(乾燥し過ぎると体感温度ダウン)。
- ガス・固形燃料を使う時は十分な換気+一酸化炭素中毒対策。炎は就寝時厳禁。
NG集(やりがちだけど冷える)
- 綿Tシャツを下に着る(汗冷え)。
- 厚い一枚できつく圧迫(空気層がつぶれて失熱)。
- フードを常時かぶって首まわりが開く(隙間風の通り道)。
- 濡れた靴下のまま**“そのうち乾く”**運用。
- カイロを素肌に直貼り(低温やけど)。
- 暖を取るために屋内で炭・焚き火(CO中毒の危険)。
5分でできる“今夜の作戦”
- ベース(化繊orウール)→フリース→軽いダウン→薄手シェル。
- 首タオル/手首・足首ウォーマー/薄手ニット帽。
- 床に段ボール→毛布→座布団。
- 窓に毛布を仮止め、ドアはなるべく開けない。
- 湯たんぽ準備、寝る前に汗を拭く→乾いた靴下。
まとめ
「肌は乾かす・空気を抱える・風を止める」。この順番を守れば、同じ服でも体感が1℃以上変わる。末端と濡れを制した人が、冬停電を制する。



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