「スマホ決済が止まった」「ATMも長蛇の列」。停電・通信障害のときに“支払い手段の多層化”があるかで、買える・動けるが変わります。今日から作れるミニマル設計をどうぞ。
要点
- 現金は小口優先:千円札中心+小銭(10/50/100/500円)で合計1〜2万円。
- ICは“物理カード+モバイル”の二重化:交通系ICに3,000〜5,000円を常時チャージ。
- ポイントは“非常時に使える店”を事前登録:オフラインに弱い前提で、使える店舗の候補をスマホにメモ。
- 身元確認と連絡手段を同封:健康保険証コピー/緊急連絡カード/予備のメモ用紙+ペン。
- 1つのポーチに“まとめて”常備:家の非常持ち出し・通勤バッグどちらにも差し替えやすいサイズ。
なぜ“財布戦略”が必要?
- 停電:レジ・決済端末が停止、キャッシュオンリーになる店が増える。
- 通信断:QR・バーコード決済や一部のポイント利用が不可に。
- ATM・両替停止:現金の“入手”が困難。小銭不足が致命傷(公衆電話・自販機・コインロッカー等)。
- 再開直後の混雑:交通・小売の再開時は“少額・素早い決済”が勝ち。
中身はこれだけ(推奨パッケージ)
現金(合計目安:1〜2万円)
- 千円札 × 10〜15枚
- 500円玉 × 4〜6枚
- 100円玉 × 10枚
- 50円玉 × 4枚
- 10円玉 × 10〜20枚(公衆電話対策)
ポイント:お札は千円中心。小銭は厚みと重量のバランスを見てセット。
IC(交通系)&電子マネー
- 交通系IC(物理カード):3,000〜5,000円を常時チャージ
- 交通系IC(モバイル):同額を目安に。電池切れに備え“物理+モバイル”の二枚看板
- 充電が切れても使えるようスリムな予備バッテリーを別途(ケーブルも)
ポイント&会員証
- “停電でも使える/現金のみ”の店リストをスマホのメモに(オフライン閲覧可に)
- よく使うアプリの会員バーコードはスクショ保存(機内モードでも表示可)
- 紙の割引券があるなら数枚だけ同封(厚みを増やしすぎない)
身分・連絡・メモ
- 健康保険証・運転免許証の縮小コピー(実物は本人携行)
- 緊急連絡カード(自宅・家族・学校/職場・かかりつけ医)
- メモ用紙・油性ペン(宛先や要件を書いて渡せる)
収納
- 耐水ポーチ(A6)を“避難財布”として固定化
- 普段は非常持ち出し袋に。外出が多い人は通勤バッグの外ポケットへ
- 週1回、千円札と小銭の欠品を補充(“家族5分会議”と一緒に)
シーン別の使い方
- 夜間停電で近所の店へ:千円札+小銭で“素早く会計”。長居・両替依頼は避ける
- 給水所で備品購入:軍手・ゴミ袋・ポリ袋などは小銭でサッと
- 交通再開直後:物理ICが安定。残高不足に備え“別のIC”も1枚
- 公衆電話から連絡:10円玉優先(長話を避け、要点のみ)
よくあるミスと対策
- 一万円札だらけ → 釣り銭不足で詰む。千円中心+小銭厚めに変更。
- モバイル決済に一本化 → 電池・通信で詰む。物理IC+現金を常備。
- ポイント頼み → オフラインで使えない想定。“使える店メモ”をオフライン保存。
- ポーチが分厚すぎ → 使わなくなる。A6/1〜2cm厚に収める。
今日やる“1アクション”
千円札10枚+10円玉10枚+100円玉10枚をゴム留めして、ジッパー袋へ。
明日、A6耐水ポーチを買って“避難財布”に格上げ。



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