迷う時間を減らし、危険を避けるための“決め方の型”です。公式情報→行動基準→持ち物とルートの順で、最短1分で判断できます。
まず1分で「公式情報」をそろえる
- 警報・注意報/避難情報(あなたの市区町村)
- 雨雲の短時間予報(ナウキャスト):今~1時間先の降り方
- 最大瞬間風速の予想:風による転倒・飛散の目安
- 交通機関の運行情報(鉄道・バス・道路)
参考:気象庁「高解像度降水ナウキャスト」「雨雲の動き(ナウキャスト)」では250m格子で30分先までの降水を確認できます。気象庁
予定の「代替」を先に用意する
- 行かない/延期を第一案に。
- 時間をずらす/オンライン参加を第二案に。
- 代理人/別日調整を第三案に。
(先に代替を作ると、“無理して行く”を防げます)
この3軸で「行く/ずらす/やめる」を決める
A. 避難・警戒の状況
- 自治体が**警戒レベル4「避難指示」**を出している地域は、原則外出中止。まず命を守る行動を。防災情報ポータル+1
- **「線状降水帯に関する情報」/「顕著な大雨に関する気象情報」**発表時は、広範囲・長時間の大雨に。原則中止を基本に。気象庁
B. 雨の強さ(実況・予想)
- **50–80mm/h(非常に激しい雨)**は視界・移動が極端に悪化し、車の運転も危険。屋外移動は避ける判断を。気象庁
C. 風の強さ(実況・予想)
- 体感の目安:平均風速15m/s前後から歩行・自転車が困難、20m/sで何かにつかまらないと立てない状況も。看板の落下・飛散リスク増。徒歩短距離でも無理はしない。気象庁+1
ひとことで:
- Aが危険(避難指示・線状降水帯など)→中止
- Bが危険(50mm/h級の雨)→原則中止
- Cが危険(15–20m/s級の風)→原則中止/自転車×/屋外滞在×
どうしても外出するなら「減災パッケージ」
- ルート:アンダーパス(地下道・ガード下)や低地は回避ルートに。冠水しやすい箇所マップの確認を。国土交通省道路局+1
- 装備:滑りにくい靴/防水バッグ/モバイルバッテリー/雨具は上下分離のレインウエア+帽子。
- 連絡:到着予定時刻・代替連絡先・「戻る基準」を家族/同僚と共有。
- 停電対策:信号停止・券売機停止に備え現金少額/交通系ICの残高を事前確認。
出発30分前&移動中の最終チェック
- 30分前にナウキャスト再確認 → 赤色(強い降水帯)が進路に重なる場合は延期。気象庁
- 川・用水路・海沿い・斜面の下に近づかない。冠水路は進入しない(10~数十cmでも流れがあれば歩行・車とも危険)。アンダーパスは回避。国土交通省道路局
- 風が強まったら**建物沿い(上は見上げない)**で退避、看板・足場・樹木に近づかない。
NG行動TOP5
- 「様子見」で外に出る(戻れない/引き返せないの典型)
- アンダーパスに入る(短時間で急速冠水)国土交通省道路局
- 自転車で突っ切る(横風で転倒・転落)
- 傘だけで強風に対抗(破損・視界喪失)
- 水位・風を“体感で”過小評価(公式指標で判断)
すぐ使えるフローチャート(テキスト版)
- 避難指示(Lv4)or 線状降水帯・顕著な大雨 情報あり? → 中止。防災情報ポータル+1
- 1時間雨量50mm/h級 or 予想接近? → 中止。気象庁
- 平均15–20m/s級の風 予想? → 中止/自転車×。気象庁
- どれも該当しない → 代替(時間ずらし/オンライン)検討 → 最終30分前にナウキャスト再チェック。気象庁



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