2度の揺れ
今から9年前の2016年4月14日21時26分
熊本県熊本地方を震源地とする深さ11㎞、マグニチュード6.5を観測する地震がありました。最大震度は熊本県益城町宮園で震度7、その他にも11の地域で震度6弱を観測しました。
さらに、この地震発生から28時間後の年4月16日1時25分には熊本県熊本地方を震源とする深さ12㎞、マグニチュード7.3の地震が発生しました。
この二度目の地震でも最大震度7を観測しました。
一度目の地震よりも二度目の地震の規模が大きかったため14日に発生した地震を前震といい16日に発生した地震を本震というようになりました。
2000回の揺れ
2度の震度7の地震に加え、熊本県及び大分県を中心として、3日間で震度6を5回記録しました。
過去の直下型地震と比較しても長期にわたって規模の大きな余震が頻発したことが特徴であり、なかでも発生から5日間での有感地震は2,000回に達しました。

被害状況
この災害での死者は273人(2024年3月13日時点)になりました。負傷者は2,739人で住宅被害は198,655棟になりました。中でも全壊が8,642棟とされています。
死者273人の内、災害関連死が218人
災害関連死とは災害が原因で死亡したと認められた死です。この災害関連死の218という人数は災害による直接死(50人)の4倍を超えています。
2011年3月11日に発生した東日本大震災の死者・行方不明者は約2万人でした。内閣府の災害関連死認定は内3,794人でしたのでこの熊本地震での災害関連死の人数が極めて高いことが分かります。
災害関連死が多くなった原因の一つとして余震の多さが挙げられるのではないでしょうか。
度重なる余震で身体的・肉体的ストレスが溜まり持病を抱えている方が亡くなったのではないかと考えます。
まとめ
熊本県熊本地方を震源とする熊本地震は二度、震度7を観測する地震でした。その後も5日間で2000回の有感地震を記録しています。
さらに、この地震で亡くなったほとんどの方が「災害関連死」とされています。災害関連死が多い原因の一つとして度重なる余震で身体的・肉体的ストレスを抱えてしまったからだと考えます。
今後、避難所生活でも心のケアをするような取り組みも必要です。



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